ビブリオテック文明講座特別企画「Casa de Pedro展」

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「Casa de Pedro展」
映画監督ペドロ・コスタ インスタレーション

ポルトガル現代映画作家の鬼才のひとりペドロ・コスタによる「Casa de Lava-『溶岩の家』スクラップ・ブック」刊行を記念して、「Casa de Pedro展」を開催いたします。ペドロ・コスタの活動に関わるもの(海外のものも含め、ビデオインスタレーション作品・ポスター・カタログ・書籍)を集め、展示・上映いたします。もちろん会場では本書を販売いたします。是非コスタの活動の軌跡に触れて下さい。

8月20日(土)→9月4日(日)

入場無料/会場:Bibliothèque(ビブリオテック)B2Fギャラリー
日時:火〜日曜 12:00〜20:00(日曜・祝日は18:00まで)

協力:シネマトリックス

PDF:

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書籍情報
・タイトル :「Casa de Lava-『溶岩の家』スクラップ・ブック」
・発行 :シネマトリックス
・価格:予価3,990円(税込)
・書籍内容 :1994年の作品『溶岩の家』(原題Casa de Lava)。長篇2作目にして傑出した才能を世界に見せつけることになるこの作品を撮影するために、35歳の映画作家は大西洋の島カーボ・ヴェルデを訪れる。
制作の準備過程で見た、読んだ、思いついたさまざまなアイディアとイメージを、彼はシナリオではなく、一冊のスクラップ・ブックとして纏める。
絵画、映画のスティル、手紙、新聞記事、落書き、小説の引用、絵葉書、台詞の抜粋、スナップショット。それらのコラージュによって埋め尽くされ、ぼろぼろとなった緑色の表紙のノートが、ペドロ・コスタを「映画」へと導いた―。
映画『溶岩の家』と一対をなす、もうひとつの『溶岩の家』。
コスタ所有のオリジナルをフルカラーで完全再現し、語り下ろしインタビューをバンドル。ファン必携アイテム。手製本による特殊造本、800部限定。

上映作品(ビデオインスタレーション作品):
「『ヴァンダの部屋』ヴィデオ・インスタレーション」
(2000-2003 DVD/60分)
『ヴァンダの部屋』のために撮影された130時間に及ぶ映像から作られた、もうひとつの『ヴァンダの部屋』。部屋の「外」と「内」を映像と音響によって体験するインスタレーション。
各日1時間の休憩を挟み上映いたします。
(上映開始時間:13時、15時、17時、19時 *日曜は19時からの上映はありません)

ペドロ・コスタ プロフィール:
1959年生まれ。リスボン大学、国立映画学校に学び、とりわけアントニオ・レイスに師事。卒業後、ボテリョ、モンテイロ、ヴェンダースらの作品にスタッフとして参加しつつ、1987年、短編作品『ジュリアへの手紙』を監督。最初の長編作品『血』を手がけたのち、パウロ・ブランコ製作の『溶岩の家』、『骨』を発表。制作に対するシステム、姿勢を転換した『ヴァンダの部屋』は、山形やロカルノを初めとする国際映画祭で多くの受賞をはたした。『骨』『ヴァンダの部屋』に続きフォンタイーニャス地区で撮影された『コロッサル・ユース』[2006]は、各国で高い評価を得た。最
新作はフランス人女優ジャンヌ・バリバールの音楽活動を記録した『何も変えてはならない』[2009]

上映情報:
『ペドロ・コスタ監督特集』(DVD『何も変えてはならない』発売記念)
於:オーディトリウム渋谷/8月27日(土)〜9月9日(金)/http://a-shibuya.jp