[第38回ビブリオテック文明講座]
滝本誠(美術・映画評論家)×吉田広明(映画評論家)トークショー
「亡命×ノワール」
フィルム・ノワールの陰鬱な世界観、その暗さの魅惑を語ると共に、フィルム・ノワールの持つ政治性を、その作り手である亡命者を通して考える。
[日時]2012年11月17日(土)15:00〜17:00(14:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)
[予約制]メールまたは電話にて受付。
●メール受付:件名「滝本×吉田トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話予約受付:火〜土曜 12:00〜20:00/日、祝日 12:00〜19:00
※定員80名様
※お席確保ため、イベント1週間前から当日(11/10〜11/17)のキャンセルは、キャンセル料(1,500円)
が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。
お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。
[会 場]Bibliothèque(ビブリオテック)
協力:作品社
ゲストプロフィール:
滝本誠(たきもと・まこと)
1949年京都生まれ。著書に、『映画の乳首、絵画の腓』(ダゲレオ出版、1990年)、『きれいな猟奇』(平凡社、2001年)、『渋く、薄汚れ。』(フィルムアート社、2006年)、『映/画、黒片』(キネマ旬報社、2010年)など、企画・解説担当としてロバート・ヘンライ『アート・スピリット』(国書刊行会、2011年)。『キネマ旬報』にて「セルロイドの画集」を連載中。私家本『Jim Thompson Book』(当日先行販売予定)。
吉田広明(よしだ・ひろあき)
1964年生まれ。映画評論家。著書に、『B級ノワール論──ハリウッド転換期の巨匠たち』(作品社)、『ジム・ジャームッシュ』、『ヴィム・ヴェンダース』、『サム・ペキンパー』、『ジャン・ユスターシュ』、『映画監督の未映像化プロジェクト』(以上共著、エスクァイア マガジン ジャパン)など。アテネ・フランセ文化センターの連続講座「アナクロニズムの会」主宰。
書籍情報:
『亡命者たちのハリウッド 歴史と映画史の結節点』
著者:吉田広明
発行:作品社
亡命という経験は、彼らの映画に何をもたらしたのか。彼らの到来が、世界の映画に与えた変化とは何なのか。30年代にナチスから逃れたフリッツ・ラング、ダグラス・サーク、ロバート・シオドマク、50年代に赤狩りでアメリカを逐われたエドワード・ドミトリク、ジョン・ベリー、サイ・エンドフィールド、ジョゼフ・ロージー、60〜70年代に共産圏東欧から亡命したミロス・フォアマン、ロマン・ポランスキー。その生涯と作品。
価格:4,830円(税込)
当日会場にて販売いたします。