2012.11.23 森田真生×光嶋裕介トークショー[旧ビブリオテック]

[第39回ビブリオテック文明講座]

『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)刊行記念
森田真生(独立研究者)×光嶋裕介(建築家)トークショー
「数学と建築における根拠と媒介」

組織に属さずに京都で独立研究者として研究しながら、全国で「数学の演奏会」を続ける森田真生と、思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」を処女作として完成させた建築家・光嶋裕介による初めての対談。 建築家は、建築を設計していく上で、何を根拠にして建物の形を決めるのか? 何を媒介にして物語を語り得るのか?を語り、数学者は「数の学問」といわれる数学の枠を超えて、物事の根拠はどこにあり、何を媒介にしてそれを伝えられるのか? を語る── 共に幼少期をアメリカで過ごし、帰国子女として日本で学び、マイケル・ジョーダンをこよなく愛し、内田樹門下で合気道の稽古に励む──そんな気鋭の二人による白熱のレクチャーと対論をどうぞお楽しみください!

[日時]2012年11月23日(金・祝)18:00→21:00(17:30開場)*途中休憩あり

[参加費]3,000円(当日精算)

[予約制]メールまたは電話にて受付。
●メール受付:件名「森田×光嶋トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話予約受付:火→土曜 12:00→20:00/日、祝日 12:00→19:00

※定員80名様
※お席確保ため、イベント1週間前から当日(11/16→11/23)のキャンセルは、
キャンセル料(3,000円)が発生します。予めご了承ください。
また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。
お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。

[会 場]ビブリオテック


ゲストプロフィール:
森田真生(もりた・まさお)
1985年東京生まれ。2歳から10歳までの8年間をアメリカのシカゴで過ごす。2004年東京大学文科II類入学。2008年同大工学部卒業。2010年同大理学部数学科卒業。 2010年、福岡県糸島市に数学道場「懐庵」を立ち上げ、「思考を超えた制約の中に思考を投げ出す」ことをテーマに、様々な実験的ワークショップを開催している。 また、全国で「数学の演奏会」や「大人のための数学講座」「圏論セミナー」など、多彩なレクチャー、講演活動を行う一方、在野で数学研究を続けている。主な関心は圏論、計算論。 現在は京都に拠点を構え、自然と「ともに-考える(com-putare)」、言葉の本来の意味での計算(computation)に支えられた数学ということを理論的、実践的に追求している。

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家。1979年米ニュージャージー州生まれ。奈良、カナダ、イギリス、東京で育ち、早稲田大学大学院修士課程建築学専攻(石山修武研究室)卒業後、ザウアブルッフ・ハットン・アーキテクツ(ベルリン)に4年間勤務。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を主宰。現在、首都大学東京助教、桑沢デザイン研究所非常勤講師。2011年SDレビュー入選「凱風館」。著書に、設計を手がけた思想家・内田樹の自邸兼道場「凱風館」の建築記『みんなの家。建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、ドローイング集『幻想都市風景』(羽鳥書店)がある。現在、web文芸誌マトグロッソにて「放課後のベルリン」を連載中(http://matogrosso.jp/berlin/berlin-15.htmlamazon Topページweb文芸マトグロッソよりお入り下さい)。

書籍情報:
『みんなの家。建築家一年生の初仕事』
著者:光嶋裕介
発行:アルテスパブリッシング
合気道の道場と能舞台のある武家屋敷のような家──内田樹さんの自邸「凱風館」ができるまで! 独立したての若き建築家に初めての依頼が舞い込んできた。施主は当代きっての論客、内田樹さん。1階が合気道の道場兼能舞台兼寺子屋、2階が自宅の、武家屋敷のような家にしたいというのが施主の注文! この難題に天然素材と匠のチームで挑んだ新人建築家の物語。
◎「ほぼ日刊イトイ新聞」の好評連載、待望の書籍化!
◎漫画家の井上雄彦さんを凱風館に迎えて、内田樹さん、著者とのスペシャル鼎談を収録。
「この本はほんとうにひさしぶりに『日本の青年』が書いた本である」── 内田 樹(思想家・「凱風館」館長)

価格:1,890円(税込) 当日会場にて販売いたします。

トークショー終了後、サイン会を行います。