沖島勲×宇波彰トークショー[エスパス・ビブリオ文明講座]

[第55回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

映画『WHO IS THAT MAN!? あの男は誰だ!?』公開記念
沖島勲(映画監督)×宇波彰(哲学者・批評家)トークショー
「沖島勲とは何者なのか!?」

デビュー時より独自の世界を提示し、決してメインストリームに組み入れることのできない孤高の映画作家、沖島勲。自ら「俺は近代からズリ落ちてしまった」と称し、更なる表現を模索し独特の世界をつくり続けている。
そして、ゲストにはフランス現代思想の最先端を紹介してきた哲学者、宇波彰さんを迎えます。果して一体どんな話が飛び出すか!?
未開の沖島映画の魅力を語り尽くしていただきます。

[日時]2013年10月22日(火)
19:00〜21:00(18:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(biblio@superedition.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「沖島氏×宇波氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

※お席確保ため、イベント1週間前から当日(10/15〜10/22)のキャンセルは、キャンセル料(1,500円)が発生します。予めご了承ください。また定員に達し次第、キャンセル待ち番号のご案内となります。お席をご案内できる場合のみ、イベント前日午後5時まで随時ご連絡させていただきます。

※定員70名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv

協力:ポレポレ東中野

ゲストプロフィール:
沖島勲(おきしま・いさお):
1940年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中より足立正生らと『椀』『鎖陰』を製作。若松孝二や吉田喜重の助監督を務める。若松プロから『ニュー・ジャック・アンド・ヴェティ』(69)で監督デビュー後、TVアニメ『まんが日本昔ばなし』のシナリオライターとして1230本の脚本を担当。映画監督作品としては他に『出張』(89)。『したくて、したくて、たまらない女』(96)。『YKK論争 永遠の”誤解”』(99)。『一万年後・・・・。』(07)。『怒る西行 これで、いーのかしら(井の頭)』(09)がある。

宇波彰(うなみ・あきら):
1933年生まれ。東京大学大学院修士課程修了(哲学専攻)。評論家。明治学院大学名誉教授。フランス現代思想、文学の翻訳・紹介を中心に幅広い領域にわたる評論家として活躍。
著書に『引用の想像力』(冬樹社)、『批評のパトロジー』(青土社)、『同時代の建築』(青土社)、『誘惑するオブジェ』(紀伊國屋書店)、『反市民の文学』(白地社)、『記号論の思想』(講談社)、『旅に出て世界を考える』『書評の思想』(論創社)などがある。翻訳書はジル・ドゥルーズ『ベルクソンの哲学』『プルーストとシーニュ』、ジャン・ボードリヤール『物の体系 記号の消費』『誘惑の戦略』、ジャック・ドンズロ『家族に介入する社会』ほか多数。

映画情報:『WHO IS THAT MAN!? あの男は誰だ!?』
制作・脚本・監督:沖島勲
2013年/日本/88分/制作:YKKプロダクション/配給・宣伝:ポレポレ東中野
ポレポレ東中野で10月5日より公開
<孤高の映画監督/まんが日本昔ばなしの脚本家 沖島勲が贈る震災以降の寓話>
条理を越えたフィクションで私たちの現実世界を根底から脅かす沖島勲の映画は、最新作『WHO IS THAT MAN!? あの男は誰だ!?』で更なる困惑と過激を極める。「近未来の映画を作るハズだったのに、これじゃ現代と同じじゃないか。すみません」と監督自身が語るように、【震災以降の寓話】もしくは【悲喜劇2.0】とも言える、見たこともない映画が誕生した。