野口 勲氏講演会「いのちの種を未来に」開催

「いのちの種を未来に」  講師 野口 勲
『タネが危ない』の著者であり、『野口のタネ』三代目・野口勲氏の講演会を行います。

今我々が口にしている野菜の殆どは、異なる性質のタネを人工的に交配して作られた
F1種というタネから育てられています。
味・形が均一で、高度成長期の日本を支える野菜として戦後急速に普及しました。
しかしF1種のタネは雄性不稔という雄しべに異常があり、
花粉を作れない機能不全なタネであると野口氏は指摘しております。(『タネが危な い』より)
この講演では、F1(一代雑種)技術が抱えるリスクを指摘、また世界のタネ事情を明らかにし、
これから我々が伝統野菜を守り続ける大切さを
お話する内容となっております。

※うれしいお知らせ講演会参加の方には無肥料自然栽培のお野菜のお土産がつきます!

[日時]2013年11月16日(土)
13:30 ~ 18:00 講演会(13:00より受付開始)
18:30 ~ 懇親会

[参加費]
講演会&懇親会(料理+お酒)   8,000円
講演会のみ            4,000円
懇親会のみ            4,000円

[予約制]
こちらよりメールにてお申し込み→http://www.sorashido-school.com/contact/
*注意:今回のイベント申込は「農業体験スクールソラシド」が受付窓口になります。

※定員50名様

イベント詳細はこちらより→http://www.sorashido-school.com/event/

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
電話:03-6821-5703

講師プロフィール;
野口 勲(のぐち いさお)
1944年、東京都青梅市生まれ / 「タネが危ない」著者
ほどなく父の再収集で父の郷里・埼玉県飯能市に移住。
成城大学文学部へ入学するが2年のとき、虫プロ出版部入社のため中退。
手塚治虫の担当漫画編集者となる。虫プロ退職後も出版編集業を続けるが、やがて家業の種苗業を手伝ったり、みかど育種農業で育種の研究を受けたりして種屋の三代目を受け継ぐ。伝統野菜消滅の危機を感じ、地元はもちろん、全国各地の固定種の種を取り扱い、頒布を主力にする。
第33回山崎記念農業賞受賞(2008年)。
NPO法人日本有機農業研究会などの市民団体・学校・自然食品店関係などから固定種の野菜と種の意義、価値などについての講演要請が多い。