岡﨑乾二郎×斎藤環トークショー「『ルネサンス経験の条件』前夜」

[第64回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

2014.3.26_64th_2

岡﨑乾二郎×斎藤環トークショー「『ルネサンス経験の条件』前夜」
『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)刊行記念

ブルネレスキ、マサッチオら、ルネサンスの天才たちの作品の精緻な分析を通して、芸術の使命と可能性を解き明かした「奇跡的著作」=『ルネサンス 経験の条件』が、10年の時を越えて甦りました。この書物は今もなお読者の思考を触発しつづけてやみません。私たちはまだこの書物が照らし出す地平の前夜にいます。この本はなぜ書かなければならなかったのか? そして、いかに読者の脳髄を痺れさせるのか? 著者の岡﨑乾二郎さんと文庫版解説を執筆した精神科医の斎藤環さんが縦横に語り合います。

[日時]2014年3月26日(水)
19:00〜21:00(18:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「岡﨑氏×斎藤氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

※定員70名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv


ゲストプロフィール:
岡﨑乾二郎(おかざき・けんじろう):1955年、東京生まれ。造形作家、批評家。絵画、彫刻、映像、建築など、ジャンルを越えて作品を創造するとともに、美術批評を中心に執筆を続けてきた。1982年のパリ・ビエンナーレに招聘されて以来、数多くの国際展に出品。著書に『絵画の準備を!』『芸術の設計』(ともに共著)などがある。

斎藤環(さいとう・たまき):1961年、岩手県生まれ。精神科医、評論家、筑波大学医学医療系教授。専門は思春期・青年期の精神病理、病跡学。ひきこもりや精神病理、現代日本文学・文化、美術などについて積極的に評論を発表してきた。『関係の化学としての文学』『アーティストは境界線上で踊る』『原発依存の精神構造』『承認をめぐる病』『世界が土曜の夜の夢なら』など著書多数。

書籍情報:
『ルネサンス 経験の条件』
著:岡﨑乾二郎
文春学藝ライブラリーより2014年2月20日刊、1890円+税、464頁。