[第74回 ESPACE BIBLIO 文明講座]
横山禎徳×酒井邦嘉トークショー
「言語と芸術をめぐる脳科学」
『東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力』(東京大学出版会)刊行記念
知のトップランナーたちが卓越した成果をあげられたのはなぜか? 最先端にいる研究者たちの思考やその方法論をめぐって、社会システム・アーキテクトとして活躍してきた横山禎徳さんが東大EMP講師陣にインタビューする話題の書、『デザインする思考力』。その横山さんと、気鋭の言語脳科学者・酒井邦嘉さんを招いてのトークイベントを開催いたします。
酒井さんによる『言語の脳科学』は、人間の言語に対して脳科学から挑んだ快著で、毎日出版文化賞を受賞。最近に出版された『芸術を創る脳』という対談集では、音楽・マジック・将棋・絵画といったジャンルをめぐって、脳科学からのアプローチを試みています。
脳科学から世界を見ると、そこにはいったいどんな景色が広がっているのでしょうか。言語や芸術を対象にして、脳科学がどんな新しい観点を見出せるのか、またサイエンスにおける思考や方法論についてもトークを通じて探ります。知的な刺激に満ちたトークをどうぞご期待ください。
[日時]2014年7月31日(木)
19:00〜21:00(18:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
●メール受付:件名「7/31横山氏×酒井氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
※定員70名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
ゲストプロフィール:横山禎徳(よこやま・よしのり)
東大EMP(東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム)特任教授。マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社長などを経て、「社会システム・アーキテクト」として活躍。国会事故調(東京電力福島原子力発電所事故調査委員会)委員としても活動。住宅供給や医療のシステム・デザインを通じて「社会システム・デザイン」の方法論を開発。著書に『東大エグゼクティブ・マネジメント 課題設定の思考力』(編著、東京大学出版会、2012)、『循環思考』(東洋経済新報社、2012)など。
酒井邦嘉(さかい・くによし)
言語脳科学者。東京大学大学院総合文化研究科教授、理学系研究科物理学専攻教授(兼任)。専門は言語脳科学および脳機能イメージング。第56回毎日出版文化賞、第19回塚原仲晃記念賞を受賞。著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』(中公新書)、『脳を創る読書』(実業之日本社)、『芸術を創る脳』(編著、東京大学出版会)など。
書籍情報:『東大エグゼクティブ・マネジメント デザインする思考力』(東大EMP 編・横山禎徳 編)東京大学出版会刊
内容紹介:知の最先端で活躍する人たちは,どのような思考と方法を形成してきたのか.素粒子物理学,イスラム政治思想,情報通信工学…などの分野の6人が,「デザインする」「組み立てる」という思考のダイナミックな過程を語る.東大のリーダー育成プログラムから発信される知的キャリア論,第2弾!