こんにちは。
本日は新しく入ったお薦めの映画本をご紹介いたします。
『Le Cinéma d’Edward Yang』Jean-Michel Frodon Éditions de l’éclat, 2010
ジャン=ミシェル・フロドン(カイエ・デュ・シネマ編集長)によるエドワード・ヤン論。昨年末、シネマテークフランセーズでこの夭折したアジアの天才監督のレトロスペクティブが開催され、フロドン氏もシンポジウムに参加していたようでした。
本書は映画作品の写真だけでなくプライベートな写真も多く、また日本のコミックが好きで手塚治虫に憧れていた彼のデッサンなども収められており、多彩な彼の才能を確認することができる。
日本で再びエドワードの全作品が上映されること祈って!!
My Role Modelsと題されたページ。日本人では「手塚治虫」「成瀬巳喜男」の名前が見える。