「佐々木昭一郎の最新作『ミンヨン 倍音の法則』を語る」

2014.11.20_minyon2

[第82回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

「佐々木昭一郎監督の『ミンヨン 倍音の法則』を語る」
吉田秀夫(本作:撮影監督)×村上紀史郎(『創るということ』編集者)トークショー

聞き手:原田健秀(本作プロデューサー、岩波ホール)

佐々木昭一郎監督作品映画『ミンヨン 倍音の法則』公開記念
『創るということ』(著:佐々木昭一郎、青土社)増補新版刊行記念

約20年の沈黙を破り、劇映画『ミンヨン 倍音の法則』を発表した映像作家、佐々木昭一郎氏。10月の岩波ホールでの映画公開にあわせて、『創るということ』の増補新版も刊行された。今回、「四季・ユートピアノ」以降、佐々木作品のカメラマンを務めてきた吉田秀夫氏と、『創るということ』の編集をした村上紀史郎氏をゲストにむかえ、本作のプロデューサーである原田健秀氏の司会進行により、佐々木作品の魅力と、『ミンヨン 倍音の法則』について、縦横無尽に語ってもらう。

[日時]2014年11月20日(木)
19:00→21:00(18:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「11/20村上氏×吉田氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

※定員60名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv


ゲストプロフィール:
吉田秀夫(よしだ・ひでお)
1941年東京生まれ。早稲田大学文学部演劇科卒業後、1963年NHK入局。
佐々木昭一郎作品では、『四季・ユートピアノ』(80)、『夏のアルバム』(86)、『ヤン・レツル物語』(91)、『八月の叫び』(95)等の撮影を担当。1997年NHK退局。
以後は、フリーのカメラマンとしてNHK特集や日曜美術館、ドラマ『ファイブ』などの撮影を担当している。

村上紀史郎(むらかみ・きみお)
1947年東京生まれ。「TBS調査情報」の編集を経て、フリーランスの編集者・作家に。文学、美術、建築、映画、料理、ワインなどを主に扱う。
著書は、『「バロン・サツマ」と呼ばれた男 薩摩治郎八とその時代』『音楽の殿様・徳川頼貞 1500億円の〈ノーブレス・オブリージュ〉』(ともに藤原書店)。
編集した本は『ランボー全集』(青土社)、『かくれ佛教』(鶴見俊輔、ダイヤモンド社)など多数。

映画情報:
『ミンヨン 倍音の法則』
映像作家、佐々木昭一郎の初の劇映画。主人公ミンヨンはモーツァルトを愛するソウルの大学生。彼女は祖母の残した日本人の友人一家を撮影した戦時中の写真に心ひかれ、日本を旅する。そこで巡り会う多様な人々。いつしか彼女は時を超え、祖母の友人すえ子の苦難の人生を生きることに――。
公式HP→http://www.sasaki-shoichiro.com/

書籍情報:
『創るということ』増補新版
刊行:青土社
著者:佐々木昭一郎
世界に衝撃を与えた伝説のテレビドラマ作家が自らの作品を語る著作、待望の増補復刊。このたび20年ぶりの新作映画『ミンヨン 倍音の法則』公開にあわせて、さらに20年間を振り返る原稿を加え、従来の読者にとっても新たな読者にとっても一段と魅力的な内容で復刊! !