[第84回 ESPACE BIBLIO 文明講座]
祖父江慎+香山リカ+米澤敬+臼田捷治トークショー
「工作舎同窓会! ぼくらの工作舎物語」
『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(左右社)刊行記念
『工作舎物語 眠りたくなかった時代』(臼田捷治著、左右社、2014年11月)の刊行を記念して、工作舎でデザイン修業時代をスタートし、本書にも数々の抱腹絶倒のエピソードとともに登場するブックデザイナー・祖父江慎さん、雑誌「遊」の読者ハガキ投稿常連だった香山リカさん、若き頃札幌遊軍として工作舎に通い、現在工作舎編集長である米澤敬さんをゲストに、著者のデザイン評論家・臼田捷治さんを交えて、最低で最高!な日々の思い出を語ります。
*伝説の雑誌「遊」のパイロット版など貴重な資料を当日お見せします!
[日時]2015年3月11日(水)
19:00→21:00(18:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
●メール受付:件名「3/11工作舎物語トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話受付:03-6821-5703(月→金11:30→21:00/土11:30→20:00)
※定員60名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
ゲストプロフィール:
臼田捷治(うすだ・しょうじ)
1943年長野県生まれ。「デザイン」(美術出版社)元編集長。現在、文字文化、グラフィックデザインの分野で執筆活動。女子美術大学非常勤講師。著書に『装幀時代』『現代装幀』『装幀列伝』『杉浦康平のデザイン』などがある。
祖父江慎(そぶえ・しん)
1959年愛知県生まれ。コズフィッシュ代表。ブックデザイナーとして、数々の名作を生みだしてきた。多摩美術大学在学中から工作舎でアルバイトをはじめ、デザインの修行を積む。最近、祖父江慎デザイン『漱石 心』が刊行されたばかり。
香山リカ(かやま・りか) 1960年札幌生まれ。精神科医。現代人の心の問題を中心にさまざまなメディアで発信を続けている。高校生の頃、雑誌「遊」の読者ページ に才気あふれる文章を投稿していたことが本書に書かれている。のち工作舎にも出入りするようになる。
米澤敬(よねざわ・けい)
1955年前橋生まれ。編集者として手がけた書籍は多数。北海道大学在学中サークルの先輩から「遊」を教えられ、あこがれをもつ。札幌遊軍として工作舎に通ううち、才能が認められ舎人となる。2001年より工作舎第三代編集長。
書籍情報:
『工作舎物語 眠りたくなかった時代』
著者:臼田捷治
発行:左右社
1970年代、松岡正剛が率い、伝説として語り継がれる初期工作舎。全国から若者が集まり、不夜城の熱気をもち、多くの才能を輩出した。「パンの耳が常用食」「トイレで仮眠」など想像を超えるエピソードの数々を、松岡正剛、戸田ツトム、祖父江慎らが振り返る。エディトリアルとデザインの新時代を築きあげた創造の現場とは…!?