第9回ギャラリー エスパス・ビブリオ 写真展 LOST “number” UPDATE part.1

[ESPACE BIBLIO 特別企画]

第9回ギャラリー エスパス・ビブリオ 写真展

LOST “number” UPDATE part.1
インディペンデント・フォトグラファーズ “number” 1970S
川島敏生 島尾伸三 瀬野敏 西原敏弘 上松恵武 梅津秀

1970年代前半、東京造形大学写真専攻のメンバーを中心とする自主ゼミ活動をベースに、
コンテンポラリー・フォトの新たな地平を追求した写真同人誌「number」
(1972〜75年、11冊を制作)。
40年以上を経た今日の視点から「number」とその時代を検証する

期間:2015年5月28日(木) – 6月3日(水)
11:30 - 20:00(会期中無休)

入場無料(*トークイベントは有料)

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会場:会 場:Espace Biblio(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/biblio/
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703

期間中関連イベント開催
飯沢耕太郎 × ホンマタカシ
「1970年代から最近迄の写真の流れ」

2015年5月29日(金)19:00~20:30(18:30受付開始)

高梨豊 × 大日方欣一
「1970年代の写真状況」

2015年5月31日(日)15:00~16:30(14:30受付開始)

参加費(各回・要予約):1,500円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「5/29飯沢氏×ホンマ氏トーク希望」または「5/31高梨氏×大日方氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

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 ●電話受付:03-6821-5703(火→金11:30→20:00/土11:30→20:00)

※定員60名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/biblio/

ゲストプロフィール:
飯沢耕太郎(いいざわ・こうたろう)
写真評論家。1954年宮城県生まれ。1977年、日本大学芸術学部写真学科卒業。1984年、筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。主な著書に『写真美術館にようこそ』『写真的思考』『深読み!日本写真の超名作100』『きのこ文学大全』『フングス・マギクス 精選きのこ文学渉猟』『日本現代写真アーカイブ 2011~2013』など。

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ホンマタカシ(ほんま・たかし)
写真家。1962年東京生まれ。
2011年から2012年に自身初の美術館での個展「ニュー・ドキュメンタリー」を日本国内三ヵ所の美術館で開催。
著書に『たのしい写真 よい子のための写真教室』(平凡社)、近年の写真集に『NewDocumentary』(SUPER LABO)がある。
2015年4月26日〜8月31日 太宰府天満宮アートプログラム「Seeing Itself-見えないものを見る」を開催予定。

高梨豊(たかなし・ゆたか)
写真家。東京都出身。東京造形大学客員教授。1957年、日本大学芸術学部卒業後、八
木治のスタジオ就職。その後、桑沢デザイン研究所、大辻清司に学び、1961年卒業。
日本デザインセンター就職。1968年、プロヴォーク参加。1970年、フリー。ライカ同
盟(メンバー:高梨豊、赤瀬川原平、秋山祐徳太子)家元。
■1964年:第8回日本写真批評家協会賞新人賞/1967年:第5回パリ青年ビエンナーレ写真
部門大賞/2010年:アルル国際写真フェスティバルコンテンポラリーフォトブックアワー
ド/2012年:第31回土門拳賞
■2009年:「高梨豊 光のフィールドノート」展 東京国立近代美術館/2012年:「YUTAKA
TAKANASHI」展 アンリ=カルティエ・ブレッソン財団(パリ)/2012年:「アーティスト・
ルーム」テート・モダン美術館(ロンドン)/2015年:「日本の実験、美術と写真」展 ヒュー
ストン美術館(アメリカ)

大日方欣一(おびなた・きんいち)
写真評論家、フォトアーキビスト。
東京都生まれ。筑波大学比較文化学類を卒業し、その後同大学院修士を修了。在学中、クリエイティブハウスAKUAKUの活動に参加。写真関係の執筆・展覧会企画等で活躍。
多摩美術大学映像演劇学科、武蔵野美術大学映像学科、日本写真芸術専門学校、桑沢デザイン研究所などで非常勤講師。武蔵野美術大学造形研究セン ター客員研究員として、大辻清司アーカイブの編纂事業にとりくむ。映像制作集団とどろきラボ主宰(「大辻清司フォトアーカイブ展」、「実験工房 展」、「かたちとシミュレーション:北代省三の写真と実験」展、「新たな系譜学を求めて 跳躍/痕跡/身体」展・武智鉄二コーナー、「LOST “number” UPDATE」展などでの展示映像を制作)。写真の歴史(ナオミ ローゼンブラム、美術出版社、1998年)日本語版監修・飯沢耕太郎、翻訳・大日方欣一他大辻清司の仕事1946‐1999(大日方欣一・モール写真パラダイムパラダイス研究所・2000年)大辻清司「具体1956-1957」をめぐって(共編、東京パブリッシングハウス、2011年)