青柳いづみこ×鴻巣友季子 トークショー

2015.5.20_bunmei_90th_2aoyagi.blog1[第90回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

『青柳いづみこのMERDE!日記』(東京創元社)刊行記念
青柳いづみこ×鴻巣友季子 トークショー
「ようこそ青柳いづみこの世界へ」

音楽から美食まで、書物から絵画まで、その守備範囲の広さと深さは尋常ではない、ピアニストで博士でモノ書きの青柳いづみこさん。その超多忙な日常にモノ書きで翻訳家で美食家の鴻巣友季子さんがチャーミングに切り込む素敵なトークショー。

[日時]2015年5月20日(水)
19:00→21:00(18:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「5/20青柳氏×鴻巣氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→金11:30→20:00/土11:30→20:00)

※定員50名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/biblio/
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703

ゲストプロフィール:
青柳いづみこ(あおやぎ・いづみこ)
ピアニスト、エッセイスト、小説家。東京芸大卒、同大大学院博士課程修了。学術博士。マルセイユ音楽院首席卒業。仏文学者青柳瑞穂は祖父。1990年、文化庁芸術祭賞受賞。99年、『翼の生えた指』で吉田秀和賞受賞、2001年、『青柳瑞穂の生涯』で、日本エッセイスト・クラブ賞受賞、’09年、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞受賞。大阪音楽大学教授。日本ショパン協会理事。

鴻巣友季子 (こうのす ゆきこ)
翻訳家、エッセイスト。
著書に『カーヴの隅の本棚』、『熟成する物語たち』、『全身翻訳家』、『本の森、翻訳の泉』、『翻訳問答』(片岡義男との共訳)など本について、翻訳についての著書多数。
訳書に、トマス・H・クック『緋色の記憶』、J・М・クッツェー『恥辱』、マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者』、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』、マーガレット・ミッチェル『風と共に去りぬ』(全5巻)など多数

書籍情報:
『青柳いづみこのMERDE!日記』  四六判 並製
著:青柳いづみこ  定価 2500円+税
発行:東京創元社
MERDE(メルド)!とは「くそったれ!」という意味のフランス語。怒りの言葉でもあり、幸運を祈るときに投げる言葉でもある。青柳いづみこが、音楽と文筆の二刀流の超多忙な日々を自由自在に綴った、繊細かつ大胆なエッセイ集。
ピアニスト・青柳いづみこは近所の商店街でステージ衣装をさがし、祖父・青柳瑞穂のひそみにならい、阿佐ヶ谷会を主催し(こちらは新阿佐ヶ谷会)、松田聖子のコンサートに行ってみたり、TVのスポーツ中継に熱中したり、シチリアを旅したり、吉田秀和邸を訪問したり、母への思いを語ったり、鹿鳴館時代の燭台付きピアノを弾いたり、ロベール・クートラスのカルト作品にドキドキし、彼の目に売れることを拒否したアーティストの目を見たり……とにかく超多忙。 トーキョウで「メルド!」、パリで「メルド!」、シチリアで「メルド!」……怒りの「メルド!」もあれば、ほほえみの「メルド!」もある素敵なエッセイ集。