長原豊×絓 秀実トークショー「街頭のゆくえ―反資本主義のために」

[第98回 ESPACE BIBLIO 文明講座]

長原豊×絓 秀実トークショー
「街頭のゆくえ――反資本主義のために」

『ヤサグレたちの街頭—-瑕疵存在の政治経済学批判 序説』(航思社)刊行記念

いま、安倍独裁とその政策に反対するために、全国各地の街頭――国会前、官邸前、都市の路上――でデモがくり広げられている。
50年前の叛乱が超コード化装置との直接的・暴力的敵対として現れ、〈68年〉以後の思想と社会運動を大きく規定したとすれば、今のデモから何が生まれ出ようとしているのか。
コード化/脱コード化という視点から、今日の街頭行動を分析するとともに、ドゥルーズ=ガタリとマルクス、ネグリ、ヴィルノ、ランシエールなどの思想を読解する。

[日時]2015年8月29日(土)
15:00→17:00(14:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「8/29長原氏+絓氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)

※定員50名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703


ゲストプロフィール:
長原豊(ながはら・ゆたか)
法政大学経済学部教員。1952年生まれ。
著書に『われら瑕疵あるものたち』(青土社)、『天皇制国家と農民』(日本経済評論社)、『政治経済学の政治哲学的復権』(編著、法政大学出版局)、『債務共和国の終焉』(共著、河出書房新社)、訳書にスラヴォイ・ジジェク『2011 危うく夢見た一年』(航思社)、アラン・バディウ『ワーグナー論』、フレドリック・ジェイムソン『ヘーゲル変奏』(ともに青土社)など。

絓 秀実(すが・ひでみ)
文芸評論家。1949年生まれ。
著書に、『反原発の思想史』『1968年』(以上筑摩書房)、『革命的な、あまりに革命的な』『JUNKの逆襲』(以上作品社)、『詩的モダニティの舞台』(論創社)『「帝国」の文学』(以文社)、など。編著に『津村喬精選評論集』(論創社)、『ネオリベ化する公共圏』(明石書店)など。

書籍情報:
『ヤサグレたちの街頭――瑕疵存在の政治経済学批判 序説』
著:長原豊
発行:航思社

ドゥルーズ=ガタリからマルクスへ、マルクスからドゥルーズ=ガタリへ――
『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』と『資本論』『経済学批判要綱』を、ネグリやヴィルノ、宇野弘蔵、ケインズなどを介しつつ往還して切り拓くラディカルな未踏の地平。
政治経済(学)批判──その鼓膜を破裂させるほどに鳴り響かせる。