2016.03.03 足立正生×井土紀州トークショー 映画『断食芸人』公開記念

映画『断食芸人』(原作フランツ・カフカ 監督:足立正生)公開記念イベント

足立正生×井土紀州トークショー
「現在(いま)を生きる“断食芸人”とは何者か?」

『断食芸人』メイキングフィルム『夢を往く人』(約15分)上映あり

アヴァンギャルドの旗手といわれた足立正生監督がフランツ・カフカを原作に10年ぶり新作『断食芸人』を完成した。これを記念して足立監督を招きトークショーを開催する。
対談相手には自らの映画製作集団「スピリチュアルムービー」を主宰し、独自の映画製作、配給、公開の形態を模索し続けている脚本家・映画監督の井土紀州氏を招きいたします。

映画の最前線を目撃できるイベント、乞うご期待!!

[日時]2016年3月3日(木)19:00〜21:00(18:30開場)

[参加費]1,500円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「3/3 足立氏×井土氏トーク希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)

※定員50名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703

ゲストプロフィール:

足立正生(あだち・まさお)
1939年生まれ。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主制作した『鎖陰』で一躍脚光を浴びる。大学中退後、若松孝二の独立プロダクションに加わり、性と革命を主題にした前衛的なピンク映画の脚本を量産する。監督としても1966年に『堕胎』で商業デビュー。
1971年にカンヌ映画祭の帰路、故若松孝二監督とパレスチナへ渡り、パレスチナ解放人民戦線のゲリラ隊に加わり共闘しつつ、パレスチナゲリラの日常を描いた『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』を撮影・製作。1974年重信房子率いる日本赤軍に合流、国際指名手配される。1997年にはレバノン・ルミエ刑務所にて逮捕抑留。2000年3月刑期満了、身柄を日本へ強制送還。
2007年、赤軍メンバーの岡本公三をモデルに描いた『幽閉者 テロリスト』で35年ぶりにメガホンを取り、日本での創作活動を再開。そして今年、足立正生監督復帰2作目がこの『断食芸人』ある。『断食芸人』は第45回ロッテルダム国際映画祭(2016年1月27日~2月7日開催)のディープフォーカス部門に正式出品され、同映画祭では、足立監督の特集上映(旧作6本)が組まれる。

井土紀州(いづち・きしゅう)
1968年三重県生まれ。おもな監督作品に『百年の絶唱』(98)、『LEFT ALONE』(05)、『ラザロ』(07)、『行旅死亡人』(09)、『彼女について知ることのすべて』(12)、『マリア狂騒曲』(13)。主な脚本作品に『雷魚』(97)、『HYSTERIC』(00)、『RUSH!』(01)、『MOON CHILD』(03)、『刺青』(07)、『ニセ札』(09)、『不倫純愛』(11)などがある。

映画情報:『断食芸人』
主演 山本浩司
桜井大造 流山児祥 本多章一 伊藤弘子 愛奏 岩間天嗣 井端珠里 安部田宇観 和田周 川本三吉
吉増剛造(特別出演) 田口トモロヲ(ナレーション)

監督・編集/足立正生 企画・脚本/足立正生 小野沢稔彦 制作/小野沢稔彦 古川嘉久 坂口一直 大高彰 Asian Culture Complex – Asian Arts Theater 撮影/山崎裕 音楽/大友良英+ライブ演奏者たち 録音/志満順一 美術/黒川通利 照明/山本浩資 助監督/野本史生 ヘアーメイク/入江正幸 スタイリスト/片柳利依子 ラインプロデューサー/藤原恵美子 劇中画・彫像/山村俊雄 題字/西垣内江春 スチール/荒木経惟 配給/太秦 協力/テトラカンパニー メイキング/馬込伸吾+足立組

公式HP  http://danjikigeinin.wordpress.com

Ⓒ2015「断食芸人」製作委員会
【2015年/日韓合作/カラー/DCP/104分】

2月27日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開