滝本誠×大久保清朗トークショー[第14回ビブリオテック文明講座]

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『不完全さの醍醐味 クロード・シャブロルとの対話』(清流出版)刊行記念
滝本誠(映画評論家)×大久保清朗(映画研究家、本書翻訳)トークショー
「シャブロルという名の快楽」

イベント内容
映画とミステリーと美食をこよなく愛し、生涯57本の映画を残して昨年9月に世を去ったクロード・シャブロル。日本では新作・準新作の劇場公開、旧作のDVD化など、再発見の動きが高まっています。この度、絵画、海外ノワール、ミステリー小説と映画を縦横無尽に交錯させ、魅力あふれる映画批評を展開されている”タキヤン”こと映画評論家の滝本誠氏を招き、シャブロル映画の新たな魅力をとことん話していただきます! 聞き手は翻訳者で映画研究家の大久保清朗氏。 乞うご期待!

日 時:2011年4月9日(土)
    15:00〜17:00(14:30開場)
参加費:1,500円(当日精算)
予約制:電話または店頭にて受付
    Tel.03-3408-9482
    ※60名様になり次第締切り
電話予約受付:火〜土曜 12:00〜20:00
         日・祝12:00〜18:00
会 場:Bibliothèque(ビブリオテック)

ゲスト略歴
滝本誠(タキモト・マコト)
1949年京都生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。『映画の乳首、絵画の腓』(ダゲレオ出版、1990年)、『きれいな猟奇』(平凡社、2001年)、『渋く、薄汚れ。』(フィルムアート社、2006年)、『映/画、黒片』(キネマ旬報社、2010年)など。『キネマ旬報』にて「セルロイドの画集」を連載中。

大久保清朗(オオクボ・キヨアキ)
1978年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論博士課程在籍。共著に蓮實重彦・山根貞男編『成瀬巳喜男の世界へ』(筑摩書房、2005年)、中央大学人文科学研究所編『映像表現の地平』(中央大学出版部2010年)。

書籍情報
・タイトル :『不完全さの醍醐味 クロード・シャブロルとの対話』
・出版社 :清流出版
・著者 :フランソワ・ゲリフ
・価格 :本体2500円+税
・書籍内容 :
ゴダールやトリュフォーとともに「ヌーヴェル・ヴァーグ」の一翼を担いながら、日本では十分に紹介されてこなかった映画作家クロード・シャブロル。1999年にフランスで刊行された本書で、彼はサルダンで過ごした少年時代、『カイエ・デュ・シネマ』との交流、デビュー作『美しきセルジュ』から『嘘の心』までを、知られざる逸話、自らの映画作法、愛する映画やミステリー小説の思い出とともに縦横無尽に語り尽している。

当イベントにて販売いたします。

シャブロル監督作『引き裂かれた女』(2007)
2011年4月9日より、渋谷シアター・イメージフォーラムにて公開後、全国順次公開
http://www.eiganokuni.com/hiki/

「映画の國 名作選2クロード・シャブロル未公開傑作選」
「甘い罠」「最後の賭け」「悪の華」の3本が同時公開!!
初夏、渋谷シアター・イメージフォーラムにてロードショー他、全国順次公開

フランス映画祭2011特別プログラム
レトロスペクティヴ
クロード・シャブロルとその亡霊たち

第1期:ユーロスペース 6月25日(土)〜7月1日(金)
第2期:東京日仏学院 7月2日(土)〜7月24日(日)