「エリック・ロメール監督特集」公開記念イベント
廣瀬 純トークショー「ロメール映画の中の女たち」
美しく可憐で、ときにエロティック。みずみずしいタッチで女たちを描き続けたフランス映画界の巨匠エリック・ロメールの8作品が角川シネマ有楽町にて特集上映されます。公開を記念しエスパス・ビブリオでは映画批評、現代思想を中心に幅広いフィールドを横断しつつ執筆活動をしている廣瀬 純氏をお招きして、ロメール映画の魅力をたっぷりお話しいただきます。
ワイングラスを片手にお楽しみ下さい。
[日時]2016年5月28日(土)14:00〜16:00(13:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)ワンドリンク(ビオワイン)付き
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
●メール受付:件名「5/28 廣瀬氏トーク希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)
※定員50名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703
ゲストプロフィール:
廣瀬 純(ひろせ・じゅん)
1971年、東京生まれ。映画批評、思想。龍谷大学経営学部教授、アンスティチュ・フランセ東京講師(映画講座担当)。近著に『資本の専制、奴隷の叛逆ー「南欧」先鋭思想家8人に訊くヨーロッパ情勢徹底分析』(編著、航思社)、『暴力階級とは何か』(航思社)など。
映画公開情報:
エリック・ロメール監督特集上映「ロメールと女たち」
上映作品:『コレクションする女』、『モード家の一夜』、『クレールの膝』、『海辺のポーリーヌ』、『満月の夜』、『緑の光線』、『友だちの恋人』、『レネットとミラベル/四つの冒険』
5月21日(土)~6月10日(金)角川シネマ有楽町にて開催
●公式サイト:http://mermaidfilms.co.jp/rohmer2016/
エリック・ロメール(1920〜2010年)
高校で文学教師をつとめた後、1959年に長編映画『獅子座』を監督。ゴダール、トリュフォーらより10歳ほど年長でヌーヴェルヴァーグの兄貴分的存在だった彼は、「親愛なるモモ」と呼ばれ親しまれました。また映画批評家としても活躍し、57年から63年まで『カイエ・デュ・シネマ』編集長もつとめています。2010年に亡くなるまで、「六つの教訓物語」(『モード家の一夜』『愛の昼下がり』ほか)「喜劇と格言劇」(『緑の光線』『美しき結婚』ほか)「四季の物語」(『夏物語』『恋の秋』ほか)シリーズをはじめ、哲学的なテーマのなかで美しい女たちを描き、多くの観客を魅了したロメール。弟子を自称するホン・サンス(『3人のアンヌ』)から、リチャード・リンクレイター(『ビフォア・サンセット』)、ノア・バームバック(『フランシス・ハ』)、ミア・ハンセン=ラヴ(『EDEN/エデン』)まで、彼の作品から影響を受けた映画人は数えきれません。フランスの美しい田園風景のなか、年齢もタイプも多様な女たちがくりひろげるウィットに富んだ会話劇は、時代を超えて見る者すべてを魅了します。