『論集 蓮實重彦』(羽鳥書店)刊行記念
蓮實重彦 +工藤庸子トークショー
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『論集 蓮實重彦』についてお話させていただきます
小説『伯爵夫人』の三島由紀夫賞受賞で話題をさらった蓮實重彦氏をめぐって、1年前から着々と進行していた企画がありました。文学から映画まで、執筆者総勢27名による「蓮實重彦」論です。フランス文学者、映画・文芸批評家、そして小説家である「蓮實重彦」とは、いったい何者なのか。『ボヴァリー夫人』を論じた著者が2年後に『伯爵夫人』という衝撃をもたらしたのは、なぜなのか。「蓮實重彦」とその著作について、蓮實重彦氏と論集の編者・工藤庸子氏が語り合います。
[日時]2016年7月9日(土)
15:00〜17:00(14:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
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●メール受付:件名「7/9蓮實氏+工藤氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話受付時間帯:火~土11:30~20:00/日・月・祝休
*トーク終了後、新刊ご購入のお客様にサイン会を開催いたします。
※定員60名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv
ゲストプロフィール:
蓮實重彦(はすみ・しげひこ)
フランス文学者、文芸批評家、映画批評家。第26代東京大学総長、同大学名誉教授。1936年生まれ。 近著に、『映画時評 2009-2011』『映画時評 2012-2014』(講談社、2012年、2015年)、『「ボヴァリー夫人」論』(筑摩書房、2014年)、『凡庸な芸術家の肖像――マクシム・デュ・カン論』(上下、講談社文芸文庫、2015年)、『「ボヴァリー夫人」拾遺』(羽鳥書店、2014年)、『伯爵夫人』(新潮社、2016年)など。
工藤庸子(くどう・ようこ)
フランス文学者(ヨーロッパ地域文化研究)。東京大学名誉教授。1944年生まれ。著書に、『恋愛小説のレトリック――『ボヴァリー夫人』を読む』(1998年)、『ヨーロッパ文明批判序説――植民地・共和国・オリエンタリズム』(2003年)、『近代ヨーロッパ宗教文化論――姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』(ともに東京大学出版会、2013年)など。訳書に『いま読むペロー「昔話」』(羽鳥書店、2013年)、マルグリット・デュラス『ヒロシマ・モナムール』(河出書房新社、2014年)など。
書籍情報:
『論集 蓮實重彦』
発行:羽鳥書店 A5判・上製・640頁 本体価格 5,400円+税
『監督 小津安二郎』、『「ボヴァリー夫人」論』、『伯爵夫人』の著者は何者なのか?
27名の「非嫡出子」による蓮實重彦論。
[執筆者](50音順)
阿部和重(作家)
石橋正孝(フランス文学/立教大学)
イム・ジェチョル(映画批評)
入江哲朗(アメリカ哲学・思想史・映画批評/東京大学大学院)
小川直人(学芸員/せんだいメディアテーク)
片岡大右(フランス文学・社会思想史/東京大学)
工藤庸子(フランス文学)
久山めぐみ(編集者/文遊社)
ペドロ・コスタ(映画監督)
小森はるか(映像作家)
菅谷憲興(フランス文学/立教大学)
リチャード・I・スヘンスキ(映画研究/バード大学)
互 盛央(言語論・思想史/講談社)
田中 純(表象文化論/東京大学)
遠山右近(行政官)
とよた真帆(女優)
内藤 篤(弁護士・名画座館主)
中路武士(映画論・メディア論/鹿児島大学)
中島一夫(文芸批評/近畿大学)
橋本知子(フランス文学/京都女子大学)
濱口竜介(映画監督)
クリス・フジワラ(映画批評)
エイドリアン・マーティン(映画研究)
三浦哲哉(映画批評/青山学院大学)
三宅 唱(映画監督)
森元庸介(思想史/東京大学)
柳澤田実(哲学・キリスト教思想/関西学院大学)