『表象文化論講義 絵画の冒険』(東京大学出版会)刊行記念
小林康夫+松浦寿夫+小池寿子トークショー
「西欧絵画の〈秘密〉を語る――中世から現代へ」
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『表象文化論講義 絵画の冒険』の刊行にあわせて、著者の小林康夫が、中世美術史研究の小池寿子、現代絵画のアーティストでありクリティークでもある松浦寿夫と、西欧絵画の〈秘密〉について語ります。絵画を観るということはどういうことか? それは、何が描かれているかを理解することにはとどまりません。それを超えて、深い広大な文化の文脈、画家の実存の冒険にまで眼差しが降りていかなければなりません。そのとき、驚きの世界が広がる。長年、西欧絵画を読むことを実践してきた三人が、「絵画を読むことの冒険」の歓びを語りあいます。
[日時]2016年10月6日(木)19:00〜21:00(18:30開場)
[参加費]1,500円(当日精算)
[予約制]メール(info@espacebiblio.jp)
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。
注意!!予約定員満数となりました。
定員満数以降の申し込みはキャンセル待ちの受付になります。キャンセルが出た場合のみ順次ご連絡いたしますのでご了承下さい。
●メール受付:件名「10/6 小林氏トーク希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)
※定員50名様
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703
ゲストプロフィール
小林康夫(こばやし やすお) 東京大学名誉教授・青山学院大学大学院総合文化政策学研究科特任教授。専門は表象文化論。著書:『こころのアポリア――幸福と死のあいだで』(羽鳥書店,2013年),『オペラ戦後文化論1――肉体の暗き運命1945-1970』(未来社,2016年)ほか。
松浦寿夫(まつうら ひさお) 画家・東京外国語大学総合国際学研究院教授。専門は近代芸術の歴史・理論。著書:『絵画の準備を!』(共著,朝日出版社,2005年),『モデルニテ3×3』(共著,思潮社)ほか。
小池寿子(こいけ ひさこ) 國學院大學文学部教授。専門は西洋美術史。著書:『「死の舞踏」への旅――踊る骸骨たちをたずねて』(中央公論新社,2010年),『内臓の発見――西洋美術における身体とイメージ』(筑摩書房,2011年)ほか。
書籍情報:
『表象文化論講義 絵画の冒険』
東京大学出版会(2016年6月刊)
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-083068-3.html
小林康夫著/判型:A5/352ページ/定価(本体3,500円+税)
西欧絵画の歴史を概観し,具体的な作品に目をとめつつ,それがどれほど深く広い人文知に根付いているか,関連テクストをヒントに読み解くことで,美術史を大きく超えた「表象」の根源的な枠組み=エピステーメの変化を描き出す.人間存在の鏡としての絵画から世界を見る試み.