第23回 ギャラリー エスパス・ビブリオ
市川猿三郎歌舞伎絵画
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市川猿之助歌舞伎写真
コラボレーション展覧会
舞台撮影・齋藤芳弘
6月3日(土)→27日(火)11:30〜19:00
入場無料/月曜日定休/24日(土)休館
市川猿三郎丈が長年こつこつと描いていらした歌舞伎絵画23点と呼応するカタチで四代市川猿之助丈の舞台写真を展示したコラボ展です。同時に博多座での舞台写真も展示いたします。歌舞伎座6月大歌舞伎に合わせて、6月3日(土)から27日(火)まで開催します。
期間中のお休みは 6月5・12・19・26日の毎週月曜日と24日(土)です。時間は11時30分から19時まで。入場無料です。
同時開催
市川猿三郎×市川段之トークショー
6月11日(日)・15日(木)・21日(水) 15:00〜17:00
定員70名(要予約)/席料 2,500円(ワンドリンク付き)
コラボ展開催中の3日間、猿三郎丈と段之丈のトークショーを開催します。ご両人とも歌舞伎界の生き字引、三代目、四代目、二代にわたっての猿之助丈のお話はもちろんのこと、澤瀉屋の役者さんやお弟子さん、他のお家の役者さん達のマル秘話も飛び出すかもしれません。二度と、聞くことが出来ない抱腹絶倒トークショーになる予定です。
●会場:エスパス・ビブリオ ●参加費:2,500円(当日精算・ワンドリンク付)
●予約制:電話またはメールにて受付。定員:70名様。複数日の申込み可。
【電話予約】03-6821-5703(火〜土 11:30〜20:00/日・月・祝 休)
【メール予約】info@espacebiblio.jp
件名「猿三郎・段之トークショー希望」とご記入の上、参加希望日・お名前・電話番号・参加人数をお知らせください。追って返信メールで予約完了をお知らせいたします。
市川猿三郎
二代目。屋号:澤瀉屋。昭和27年生まれ。父は六代目嵐冠十郎。32年11月、五歳で宝塚大劇場〈新芸座公演〉『無法松の一生』の吉岡少年で初舞台。41年10月帝国劇場の柿落し公演にも出演。56年父に入門し、嵐延夫の名で関西歌舞伎に籍を置く。平成元年7月から市川猿之助(現・猿翁)門下となり市川延夫と改名。10年7月歌舞伎座で名題昇進。20年3月新橋演舞場『ヤマトタケル』で二代目市川猿三郎を名のる。受賞:平成17年第十一回日本俳優協会賞。立役・女方。関西で子役から修業したベテラン。舞台経験が長いだけに実力があり、舞台ぶりも落着いている。二枚目から和事、娘役、女房まで、芸域が広く、何を演じても安定感がある。女子大の講師も勤める才人。『傾城反魂香』で将監の北の方を演じた。スーパー歌舞伎でも欠かせない存在。
市川段之
初代。屋号:澤瀉屋。昭和37年生まれ。59年国立劇場第七期歌舞伎俳優研修修了。4月明治座『御贔屓繋馬(ごひいきつなぎうま)』の仕丁ほかで後藤明夫の名で初舞台。11月市川段四郎に入門し、市川段之を名のる。平成6年7月歌舞伎座で名題昇進披露。女方。面長の顔に色気のある眼、ちょっと大きめな口。現代っ子らしい明るさと、何より芝居好きで勉強熱心。腰元や新造、仲居などから町娘まで、どんな役でも目立つ存在。世話物でも新作でも工夫して演じている。『傾城反魂香』将監の北の方を神妙に勤め、また『東海道四谷怪談』宅悦女房おいろのような汚れ役も楽しそうに演じていた。段四郎門下のベテランとして、段四郎と四代猿之助によく仕えている。師の踊りの後見もきちんとつとめている。