開催日:2017年9月30日

《土龍團》1日限りの再結成! 21年目の『ソフトロック・ドライヴィン』四方山話

月刊てりとりぃ+Espace Biblio共同企画

《土龍團》1日限りの再結成!
21年目の『ソフトロック・ドライヴィン』四方山話

出演者:土龍團(濱田高志,吉田明裕,ゲイリー芦屋)

『ソフトロック・ドライヴィン』は〈土龍團〉監修のもと、1996年に発売された和製ソフトロックをコンパイルしたCDシリーズである。
90年代半ばに制作された同シリーズは、好事家の間で反響を呼び、長く愛される企画盤として人々の記憶に残った。しかし、発売からすでに20余年の年月が流れ、当時の音楽状況は、簡略化された音楽史のなか曖昧なまま語られることが多い。
90年代とはどういう時代だったのか。『ソフトロック・ドライヴィン』が作られた当時を振り返ることで、いま一度それを検証しようという試みが本イベントの趣旨である。
90年代は複数の識者によって、過去の音楽が発掘、再評価、再定義され、それは渋谷系に代表される新しい音楽表現と結びついた。しかし、皆が同じ方向を向いた一面的な時代ではなく、同時多発的にさまざまな人々、勢力が並行して蠢き、時には反目し、しのぎを削った時代でもあった。
『ソフトロック・ドライヴィン』は、まさにそういった血で血を洗うようなせめぎ合いの最前線で制作された「男たちの挽歌」である。
感傷や懐古趣味はいらない。いまこそ、資料、分析、そして怨念の総括を!
さあ、昇り土龍の特攻服に袖を通せ!
音楽評論の一般道を出っ歯竹槍の魔改造車両でハコ乗りせよ!
いま再び、音楽リサーチ界の“ゲゾラ・ガニメ・カメーバ”、〈土龍團〉参上!

[日時]2017年9月30日(土)14:00〜(13:30開場)

[参加費]2,000円(当日精算)

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「9/30《土龍團》イベント希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)

※定員50名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703


出演者:土龍團(以下、構成メンバー)

濱田高志(はまだたかゆき)
アンソロジスト。これまでに国内外で企画・監修したCDは500タイトルを数える。手塚治虫作品の復刻企画をはじめ、宇野亞喜良、和田誠、柳原良平らの画集の企画・編集、BSフジ『HIT SONG MAKERS 栄光のJ-POP伝説』をはじめとする番組の企画・監修・構成・出演も。主宰する〈TV AGE〉では、「月刊てりとりぃ」の編集長を務めている。

吉田明裕(よしだあきひろ)
土龍団の親方として後進の指導に従事。珠算能力検定2級、第一種準中型免許、食品衛生責任者、酸素欠乏危険作業主任者、危険物取扱責任者、有機溶剤作業主任者、ゴンドラ操作者、玉掛け技能講習、ロープ高所作業特別教育、高所作業車運転者、小型移動式クレーン運転技能講習、フォークリフト運転技能講習ほか。タブレット純「夜をまきもどせ」を作詞。黒沢進一門会の総領弟子。

ゲイリー芦屋(げいりーあしや) 1966年東京出身、作曲家。マニュアル・オブ・エラーズ・アーティスツ所属。
映画、ドラマ、舞台の音楽を中心に活動。作家としての活動の傍、岸野雄一、Aliとの映像音楽ユニット、ヒゲの未亡人のメンバーとして精力的に作品を発表。
ソロアルバムとしては映像音楽作品集『ウラムの螺旋』がある。