ピエール・ジル トークショー[第15回ビブリオテック文明講座]

pierre.name.jpg
DSC_PGillesfoto300.jpg

ピエール・ジル トークショー
「日本文化の巨匠たちから学んだこと」

聞き手:吉澤公寿(マリー・ローランサン美術館館 事務局長)

日 時:2011年4月16日(土)
    15:00〜17:00(14:30開場)
参加費:1,500円(当日精算)
予約制:電話または店頭にて受付
    Tel.03-3408-9482
    ※60名様になり次第締切り
電話予約受付:火〜土曜 12:00〜20:00
         日・祝12:00〜18:00
会 場:Bibliothèque(ビブリオテック)

「ピエール・ジルEXPOSITION」開催中
2011年3月1日(火)〜7月24日(日)
マリー・ローランサン美術館(→http://greencab.co.jp/laurencin/

ゲスト略歴
Pierre-Gilles

書籍情報
・タイトル :『大丈夫 日本の芸術家のポートレートと書』
・出版社 :SUPER EDITION
・著者 :ピエール・ジル・ドゥロルム
・価格 :2,940円(込)→2,000円(込)イベント特別価格
・書籍内容 :
フランス人アーティスト、ピエール・ジル・ドゥロルムが綴る 日本の芸術家38人の「ポートレート」と「書」のコラボレーション。
写真と書の共通点はほとんどないように思われる。しかし、それは二つのグラフィ(書くこと)である。
フォトグラフィ(写真)の場合には、現実は自ら紙に映ってくる。カリグラフィ(書)は言葉を描くこと、白紙に墨で。
この二つの芸術は瞬間を固定する。写真家の指の小さな圧力と、書家の手の動きがどれほど違っていても、一枚の絵を作る目的がある。しかも、美しくありながら、意味を持つ絵。個人的に、もう一つの共通点を加えたいと思う。ボクにとって、いい写真は「とる」ものではなくて、「受けとる」ものだ。したがって、目の前の主題をよりよく受け入れるために、ボクはできるだけ消えようとしているのだ。そして、書を描き始める前に、ボクはよく写経する。
「色即是空。空即是色」を書きながら、インスピレーションを受ける心の準備をする。
そしたら、黒と白はもはや反対ではない。黒即是白。白即是黒。

ピエール・ジル・ドゥロルム