カーデザイナー青戸務マンスリー・カー講座 16th
青戸 務 TALK SHOW
「ドイツの技術遺産とデザイン・航空機編」
ドイツと言うと質実剛健、真面目、高品質、高性能といったイメージがあります。
空を飛ぶ機械の技術はどうでしょうか。
1893年にアメリカのライト兄弟がエンジン付きの飛行機で初めて空を飛ぶ以前から各国で様々な空中を飛行する試みが行われました。中でもオットー・リリエンタールのグライダーは綿密な設計と実験で当時としては飛行距離の記録を更新しました。
産業革命はフランスに次いで3番目と出遅れた結果飛行機もイギリス、フランスに後塵を拝しましたが第一次大戦にはフランス、イギリスに対し強力なエンジンや初の金属製機体など先進技術をものにします。第二次大戦でドイツが開発した様々なアイディアは戦後の航空機の発展に寄与しました。ジェット機やロケット機は人類を月に送るまでになったのです。アポロ11号を打ち上げたのは第二次大戦で地対地ミサイルを開発したフォン・ブラウンでした。様々な映像を見ながらドイツの技術遺産をお話しします。
4月20日(土)15:00~17:00(14:30開演 ) 1,500円(当日精算)
予約:電話または、メール(info@espacebiblio.jp)にて、メール受付の場合は 件名「4/20 青戸氏トーク希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。
電話:03-6821-5703(火~土 11:30~20:00/日・月・祝休)
●ご予約のない方でも、当日空席があればご入場になれます。
[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703
青戸 務 (あおと・つとむ)
1943年生まれ。多摩美術大学卒業後、本田技術研究所にデザイナーとして入社。1969
年にGMヨーロッパ/オペル社のデザイン・アドバンス・スタジオに移りコンセプトカー
や量産車のデザインを手掛ける。1977年に本田技術研究所2輪デザインに戻り、1986年
からはヨーロッパホンダ4輪研究所のデザイン・マネージャーとなり、帰国後ホンダ・
デザイン東京スタジオのデザイン・マネージャーに就任。その後ヒュンダイから招かれ、
日本研究所の設立と商品計画、デザイン取締ディレクターを務める。2000年にはパリ
のシバックス・ヨーロッパスタジオのディレクターとなる。2009年から本拠を日本に
移しアオト・デザインを設立。デザイン・コンサルタントとして活動すると共に、日本
大学 生産工学部の講師を務め、次世代のデザイナー育成を行っている。