開催日:2019年6月18日(火)

山本 萠×尾久彰三TALK SHOW

Espace Biblio 文明講座
『『こたつの上の水滴』
萠庵骨董雑記もえぎあんこっとうざっき
刊行記念 TALK SHOW
著者 山本 萠×尾久彰三 古美術研究

白という、色であって
色を失した色調に、秘められて見えない作り手の、心を読む。
色が無いことで、有る以上に露われている無のコトバ。
この水滴に限ったことではないが、一つとして同じ階調のない
白磁の、静謐にして豊穣のそのありように、
私はやきものの極点を見る思いがする。
『こたつの上の水滴』より

[日時]2018年6月18日(火)18:00〜20:00(17:30開場)

[参加費]5000円(当日精算)
※トークショー終了後、エスパス・ビブリオ特製カレーライスとビオワインで懇親会を開きます。また、参加者全員に『こたつの上の水滴』(コールサック社刊・著者サイン付き)を贈呈いたします。

[予約制]メール(info@espacebiblio.jp
または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

●メール受付:件名「6/18 山本氏+尾久氏トーク希望」にて
お名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。
おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

●電話受付:03-6821-5703(火→土11:30→20:00)

※定員70名様

[会 場]ESPACE BIBLIO(エスパス・ビブリオ)
地図→http://www.espacebiblio.jp/?page_id=2
〒101-0062
東京都千代田区神田駿河台1-7-10 YK駿河台ビルB1F
電話:03-6821-5703


山本 萠(やまもと・もえぎ)
1948年1月大阪市生まれ。20代半ばより骨董に魅せられ、古美術評論家の秦秀雄とその著書を通じて出会う。1986年より埼玉県所沢市の街中に、古い家を借りて猫と暮らす。1989年より1997年頃まで骨董の月刊誌『小さな蕾』誌上に、エッセイと写真で綴る〈萠庵日記〉を連載。現在は、一人の季刊詩誌『雲の戸』を発行。クレパス画などによるカレンダーも毎年刊行し、団体に属さないで書や画の個展を主に活動する。エッセイ集に『花に聴く』『墨の伝言』『古い扉の前で』『鈴鳴らすひと』『椅子の上の時間』など。書文集に『山本萠 山頭火を書く』など。詩集に『寒い駅で』(’18刊)など8冊。他に素描集など多数。

尾久彰三(おぎゅう・しんぞう)
1947年富山県生れ。早稲田大学大学院文学研究科美術史学科修士課程修了後、1978年、学芸員として日本民藝館に入る。主任学芸員、学芸顧問を歴任し2009年に職を退く。主著に『愉快な骨董』、『これは「骨董」ではない』、『貧好きの骨董』、『民芸とMingei』(以上、晶文社)、『丸ごと韓国骨董ばなし』(バジリコ)などがある。