[第3回 ビブリオテック文明講座]
『空想 皇居美術館』(朝日新聞出版)刊行記念シンポジウム
「皇居美術館の可能性を考える」
アートであり、アートでしかなく、アートでしかなしえない提言をめぐって
「皇居美術館」の構想は、建築、美術、天皇制、政治……と、様々な角度からニッポンを考える、今世紀最大の提言です。
今回のシンポジウムでは、建築や美術の専門家だけではなく、
右翼活動家の鈴木邦男さんや皇室ウォッチャーでもある辛酸なめ子さん、
雑誌『BRUTUS』で多くの美術特集を手がけてきた鈴木芳雄さん、
建築史家の倉方俊輔さんなど多彩なゲストを招いて、皇居美術館の可能性を徹底討論します!
日時:2010年6月19日(土) 19:00〜21:00(18:30/開場)
入場料:1,000円(当日精算)
予約制:電話または店頭にて受付 Tel.03-3408-9482 ※60名様になり次第締切
電話予約受付:火〜土曜 12:00〜20:00(祝日除く)
会場:Bibliothèque(ビブリオテック)
協力:朝日新聞社
倉方 俊輔(くらかた・しゅんすけ)
1971年生まれ。建築史家。西日本工業大学デザイン学部建築学科准教授。著書に『吉阪隆正とル・コルビュジエ』(王国社)、『伊東忠太を知っていますか』(共著、王国社)など。
辛酸 なめ子(しんさん・なめこ)
1974年生まれ。漫画家・コラムニスト。黒田清子(旧名・紀宮清子内親王)のファンで、皇室ウォッチャーでもある。著書に『Celeb Mania』(ぶんか社)、『皇室へのソボクなギモン』(共著、扶桑社)など多数。
鈴木 邦男(すずき・くにお)
政治活動家、新右翼「一水会」顧問。著書に『鈴木邦男の読書術──言論派「右」翼の原点』(彩流社)、『右翼は言論の敵か』(ちくま新書)など。
鈴木 芳雄(すずき・よしお)
1958年生まれ。「ブルータス」編集部エディトリアルコーディネーター。これまで「ブルータス」(マガジンハウス)では、「奈良美智、村上隆は世界言語だ!」、「若冲を見たか?」「国宝って何?」など多くの美術特集を担当。
彦坂 尚嘉(ひこさか・なおよし)
1946年生まれ。現代美術家・美術史評論家。立教大学大学院文学研究科・比較文明学専攻特任教授。著書に『彦坂尚嘉のエクリチュール──日本現代美術家の思考』(三和書籍)など。
五十嵐 太郎(いがらし・たろう)
1967年生まれ。建築史家・建築評論家。東北大学大学院工学研究科・都市・建築学専攻教授。著書に『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』(彩流社)、『映画的建築/建築的映画』(春秋社)など。
新堀 学(しんぼり・まなぶ)
1964年生まれ。建築家。新堀アトリエ一級建築士事務所主宰、NPO地域再創生プログラム副理事長。作品に明月院桂橋、小金井の家、金沢の家ほか。共著に『リノベーション・スタディーズ』(INAX出版)、『建築再生の進め方』(市ヶ谷出版)など。